『患者さんの声をご紹介します!』
(2回目)
【カイロこまば通信】

カイロこまば通信は、2006年11月から当院入口で配布してきたニュースレターです。ホームページリニューアルにあたり、健康情報についての回を順次掲載して行きます!

カイロプラクティックこまば
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テーマ:患者さんの声をご紹介します!

当院に来院頂いた患者さんから頂く感想は何にも増して嬉しいものです。今回は、腰痛を主訴に来院された50歳の女性患者さんの声をお届けします。

50歳女性Kさんからの声です。

腰痛がきっかけでお世話になり、現在も3週に1度程度のペースで体調維持も兼ね通院しています。腰痛は勿論、それ以外にも、肩こり、身体のバランス、腹筋、首の筋肉と改善され大変喜んでいます。また、免疫力も上がったのか、この冬は風邪もひかずじまいでした。医療機関をはじめ整体や指圧など多く通いましたが、こんなに細かくカルテ管理をして下さる所ははじめてでした。日本でも法制化されれば良いと思います。これからもよろしくお願いいたします。』

Kさん、コメントありがとうございます。Kさんは大腸ポリープ摘出後から腰の調子がおかしくなり、段々痛くなってきたということで来院されました。

当院で用いるAK(アプライド・キネシオロジー)では内臓と特定の筋肉との関連性を見出しています。その視点から大腸に関連する筋肉(ハムストリングス、腰方形筋…)の筋力検査をしたところ、確かに弱化が認められました。といっても、腰・骨盤周囲のその他の筋肉にも筋力低下は認められたので、腰・骨盤の機能障害をメインにカイロ治療を行ったところ、症状の改善につながりました。

もともと腰痛やぎっくり腰があるとのことだったので、機能障害やそれに伴う筋バランスの悪化が背景としてあり、大腸ポリープの摘出が関連筋や腰・骨盤に負担を強いたことで発火するように痛みだしたのではないでしょうか。

腰・骨盤周囲の筋バランスという観点から見ると、Kさんの場合はとにかく腹筋が弱いです。腹筋は仰向けから上体を60度ほど持ち上げたポジションで検査するのですが、Kさんの場合はそのポジションをキープするのがやっと…、押圧を加えるとすぐに負けてしまうという状態でした(Kさんも弱いということを実感されていました…)

施術をしてすぐに回復というほど簡単ではなかったのですが、来院4回目から筋力が回復し、今ではポジションのキープは余裕で、押圧に対しても十分な筋力が発揮できます。腹筋は腰・骨盤を前方から支えるので、慢性的な弱化がぎっくり腰や腰痛の再発の要因になっていたと考えられます。初来院から9ヶ月以上経つのですが、張りやこわばりは出てもひどく痛むということはなく、良い状態をキープして頂けています。

実はもう一つ、Kさんには極端に弱い筋肉があります。それは頚部屈筋群(首の前面にある斜角筋や胸鎖乳突筋…)で、仰向けから手でサポートしないと頭を持ち上げることが出来ない程でした(前に甲状腺の手術をしており、それもあって筋肉が落ちているとのことです…)

こちらは腹筋ほど改善していないのですが、徐々に力が入るようになり、今では仰向けから自力で首を持ち上げることができるまでになりました(とはいえ、押圧に対して十分にキープできるところまではまだ…)。頚部屈筋群に力が入るようになってきたこともあってか、肩こりは気にならなくなったそうです。

"免疫力も上がったのか…"というコメントも嬉しい限りです。筋骨格系を整えることが神経系、更には身体の恒常性に良い影響を与え、より健康な生活に導くことが出来る…それこそが、カイロプラクティックの目的です。「こんなところが変わったかも…」というお話は大歓迎! ぜひ教えてください。

"日本でも法制化されれば…"というコメントもありがとうございます。WHOがカイロプラクティックに関するガイドラインを出したり、国内でも統合医療が求められたりと徐々に環境は整ってきていることもあって、私自身期待しています(ただ、まだ時間はかかりそうです…)

カイロこまば通信vol54のイメージ画像

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