【AKとは?】


「カイロプラクティックといっても色々とテクニックがあるようで、何が何だか…」という方は多いと思います。ここでは、当院で用いているテクニックの一つであるアプライド・キネシオロジー(以下、AKと記述します)をご紹介します。

まずはAKの概要から

Applied Kinesiologyとは…

カイロプラクティックの数あるテクニックの中の一つで、1964年にジョージ・グッドハートD.C.によって発表され、未だに進化し続ける身体機能の評価・治療システムです。海外ではカイロプラクターだけでなく医師や歯科医にも用いられるそのシステムは、機能低下に起因する健康障害を改善するトータルなヘルスケア手法として注目されています。

カイロプラクティックの中では比較的新しいテクニックとも言えるのですが、ICAK(International College of Applied Kinesiology)といった国際組織が設立され、研究も盛んに行われています。


評価方法はどのように…

AKでは身体の様々な機能障害を評価する方法として筋力テストを用います。様々な機能障害に関連する筋肉の筋力を判断し、弱化している筋肉があればそれを改善させるポイントを探って行きます。また、頭蓋や脊柱・骨盤などにチャレンジと呼ばれる押圧を加え、指標とする筋肉の力が変化するかを確認するといった方法も用います(正常な筋肉なのに筋力が弱くなるとしたらそこに問題が…という見方です)。

なお、私達はパワーをみている訳ではありません。神経による筋肉の機能的なコントロール、つまり促進されているか抑制されているかといった視点からみているのです。


どのように機能を改善させるの?

カイロプラクティックの基本となるテクニック(脊柱や手足の関節へのアジャストメント)に加え、骨盤ブロックを用いたり、反射点(神経リンパ反射、神経血管反射など…)や筋自体(筋紡錘など…)に刺激を加えたりします。もちろん状態に応じてですが、脳脊髄液の流れを改善させる目的から頭蓋骨や骨盤に呼吸に合わせた押圧を加えたり、内臓の働きを改善させるよう軽い圧を加えてポジションを変化させたり、栄養面からのサポートとしてサプリメントを勧めたりといった様々な方法を用いることもあります。

どのアプローチにも共通しますが、体表から刺激を加え、その刺激に対する反射を利用して神経の働きを正常化させることで、機能改善を導きます。


ごちゃまぜのビックリ箱?

ここまで書くと何かごちゃまぜなイメージを持たれるかもしれませんが、正にその通り!創始者であるグッドハートD.C.は、とても貪欲な勉強家だったようで、鍼灸やオステオパシーといった他の療法の論文も読み、良いと思われるものは臨床を交えながらどんどんと取り込んでいったようです。その結果、AKは様々なテクニックを集めたビックリ箱となったのです。

当院でのAKの位置付けをご案内します

AKは膨大なシステム…

AKにはとてもたくさんのテクニックがあります。その全てを用いることが出来れば良いのですが…。私は卒後教育の一環としてICAK認定AKセミナーを2年間かけて受講し、筆記と実技(講師であるポルテリD.C.からの厳しい口頭試問に耐えながら…)の試験に合格することでICAK認定アプライド・キネシオロジスト(海外ではICAK認定ドクターと呼ばれるそうです…)となりました。とはいえ、AKの世界はとても奥深く、またどんどん進化しています。本場がアメリカということもあって日本では行い難いテクニックもあります(栄養面からのアプローチもその一つです…サプリメント大国のアメリカのようには…)。また、私自身消化しきれていないテクニックも多いというのが正直なところです…。


でも、AKだからこそという魅力が!

脳脊髄液や内臓という言葉も出てきますが、病院のように組織が病理の状態になったものを治すというアプローチではありません。それらが十分に働けていないと筋骨格系を含めトータルとしての健康に影響が…という点に着目し、働きを高める、つまり機能を回復させることを目的としているのです。

もちろん本来のカイロプラクティックも全身から評価してより健康な状態に導くことが目的なのですが、AKはプラスαの視点を評価に取り込んで、より広範に全身をチェックすることが可能です。最近の腰痛や肩こりは様々な問題が複合し、相互に干渉し合ってより複雑なものとなっていると感じるからこそ、ビックリ箱であるAKが必要なのです。


より良い健康を目指して!

病理的でも構造的でもなく、機能的な問題に重点を置き、東洋医学のように未病の段階からアプローチするシステムであるAK。

このAKを通じて皆様をより良い健康に導くことが、カイロプラクターとしての私の勤めだと思っております。だからこそ、当院ではAKを重視しているのです。




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