『とつぜんの激しい頭痛は要注意!』
【カイロこまば通信】

カイロこまば通信は、2006年11月から当院入口で配布してきたニュースレターです。様々なテーマで健康情報を発信していますので、ぜひご覧ください。順次掲載して行きます!

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テーマ:とつぜんの激しい頭痛は要注意!

私自身の体験談です。3ヶ月ほど前ですが、その日は子供2人を連れて服や靴を買いに少し遠くまで出かけました(乳幼児用品を買いに五反田まで…小さいお子さんのいる方ならどこだか分かりますよね…)。お店はとても広く、子供達にとっては楽しいものばかり。1人はベビーカーに乗っているので何とか制御できるのですが、もう1人は制御不能で思うように動いてくれない…。そのうえ「これどう?」と聞くと「え~、かわいくない!」とバッサリ(まだ4歳なのに…これでは先が思いやられます…)。そんなこんなでかなり疲れたということもあってか、ズキズキする少し強い頭痛が右眼の奥からこめかみにかけて出てきました。

子供達を抱っこしたり荷物を持ったりと疲れたからかな(首や肩の筋肉が過度に緊張すると、緊張型頭痛を引き起こします)と思っていたのですが、家についたら我慢できずに横になるほどです。鎮痛薬を飲むと楽になるのですが、しばらくするとまた痛みだすという具合で、このような激しい頭痛はしばらく経験のないものでした(過去に脳腫瘍の既往歴があるのですが、痛み方は違いました…)

さて、頭痛の場合まずこれに注意!というお話ですが、いつもと違う突然の激しい痛みは危険な頭痛のサインかもしれません。最近1ヶ月で痛みが強まっているとか、高熱を伴う神経症状が出る(見えにくい、上手く話せない、手足が不自由になるなど)といった頭痛も要注意。くも膜下出血や髄膜炎、脳腫瘍のような疾患が疑われるのです。まずは脳神経外科や神経内科で検査してもらいましょう。

いつもと違う激しい頭痛を感じていることをイメージした男性画像

話を戻します。翌日以降も激しい頭痛が続くということもあって、自分なりにどのような頭痛か鑑別してみたのですが、症状が類似する頭痛はあっても好発年齢や症状の特質からこれと特定できるものはありません。既往歴のこともあるので、いつもと違う頭痛⇒検査という思いから神経内科に行くことにしました。

ひと通りの神経学検査をしてもらいましたが特に異常は見当たらず、脳腫瘍の既往歴もあることからCTを撮ることに。結果は、副鼻腔炎(右の副鼻腔がびっしりと詰まっていて骨を圧迫しているとのこと)。自分の頭痛の原因が分かったことにホッとし、いつもと違う激しい頭痛の場合まずは検査すべきだなと改めて実感しました(1ヶ月ほど薬を飲み、再度CTを撮影したところ改善していました)

頭痛には色々な種類があります。突然の頭痛もあれば、慢性的な頭痛もあります。慢性的な頭痛にはカイロプラクティックによく反応するものもあり、その辺りは次号でお話しする予定ですが、まず知って頂きたいことは、頭痛の場合、危険なものかどうかの鑑別が大切!ということなのです。脳腫瘍の時も、画像診断でやっと判明したという経緯があります(こちらの体験談もそのうちお話出来れば…)怪しい兆候のある頭痛はまず病院で検査すべきと思います。検査で何もでなくても、決して無駄ではありません。命に別状が無いということが分かるのです。そこから他の治療法を選択して行けば良いのです。

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