腰痛・肩こり
【症例報告09】

カイロプラクティックこまば
【東京都目黒区 井の頭線駒場東大前駅すぐ】

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症例のポイント:長く歩いた時に痛む腰痛は、何をおいても筋バランスを整えないといけません!それが早期改善のポイントです。

20代女性。

症状

  • 腰痛は、長く歩くとズキズキする痛みが腰と骨盤の境目付近にでる。
  • もともと歩くと痛むことはあったが、先日一日中歩いたことで強く痛むようになった。
  • 肩こりは、仕事を始めてからの症状で首から肩にかけて広くこる。痛みはないがパソコンを使うと目の疲れがひどい。
  • 仕事では座っていることが多い。

経過

まずは腰痛から。可動域検査や整形学検査では痛みは誘発されないものの、歩く際に左足のつま先が内側を向いてしまう脚を動かすための筋肉に弱化が見られる(左右腸腰筋、左右大殿筋、左中殿筋、左右内転筋群、左梨状筋が弱化)といった点が明らかになりました。まずは弱化筋を改善させることを目的にカイロプラクティックによる調整(アプライド・キネシオロジー中心で…)を行ったところ、2回目来院時に「歩いても痛みが出なくなった」というお話を伺うことができました。

ただ、弱い筋肉が残っていること、左足が歩くときに相変わらず内側を向いてしまうことから、エクササイズを組み合わせて継続して調整したところ、3回目来院時には上述した全ての筋肉の筋力が安定しました。その後一ヶ月ほど間隔をあけて確認させてもらっても症状・筋力ともに問題ありませんでした(左足の向きは前よりも良くなっているが若干内側を向くとの事でした…)。

腰痛を気にされている女性のイラスト

肩こりは、症状の起点からも「パソコンを使った座位姿勢からの影響が疑わしい…」ということで、姿勢をチェックしました。その結果、首が前に出て(クレーンネック)両肩にある上部僧帽筋が盛り上がる(ゴシックショルダー)姿勢が認められました。初回は腰痛の改善が優先されたため、首の可動性向上や肩周りの背部の筋肉への施術までを行ったのですが、次回来院時にも変わらず残っているという状況でした。その点も踏まえ、末梢神経のルートを考慮しながら首や肩前面の筋肉へのアプローチを組み込んだところ、3回目来院時には改善が見られ、一ヶ月ほど間隔をあけて確認しても大丈夫とのことでした。

4回の来院で主訴である腰痛・肩こりともに改善されたので、症状が戻った際に来院して頂くようお願いし、とりあえず症状改善に向けてのマネジメントを終了することにしました。

肩こりを気にされている女性のイラスト

この方は、腰痛・肩こりともに早い段階から症状に変化が出て、良好にマネジメントを終了することが出来たケースと言えます。ただ、初回の段階で腰痛の早期改善は割と予想できた(腰に痛みが出るのが長く歩いた時だけといった点から、筋バランスを整えることで改善が見込めるのでは?と思えたためです…)のですが、肩こりは予想外でした。というのは、肩こりが出やすい姿勢であるという点、仕事がパソコンを使って座っていることが多いという点から、日常の生活習慣が要因として大きい?と思われたからです。とはいえ、結果的にはとても良好に終了することができました。慢性症状の方に見られがちな組織の変性がさほど生じていなかったことが早期に改善できたポイントではないかと思われます。初回に座位姿勢に関するアドバイスをさせて頂いたことも効果をあげるポイントになったのかもしれません。

※症例の一覧はこちら→症例報告

元気になって街を歩いていることをイメージしたイラスト

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